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事前チェック!期間工3つのデメリット
ここがポイント
後から後悔しないために!デメリットをきちんと知っておこう!
期間工と言えど、いい事ばかりじゃありません。
いい部分も悪い部分も全部理解した上で働いて欲しいので、しっかりと期間工のデメリットについても触れたいと思います。
- 仕事の難易度が配属先に左右される
- 最大で2年11ヶ月までの期間限定雇用
- 配属によって残業・休出・深夜勤務の有無が異なる
仕事の難易度が配属先に左右される
ここがポイント
同じ工場でも作業工程はいろいろ。作業内容も配属場所によって難易度がバラバラです。
例えば作業工程としては、溶接、組み立て、プレス、塗装、検査などがあります。自分の作業がどの程度難しいものになるのかは、正直、運によるところがあるのは事実です。
ただ、悲観的になる必要はまったくありません。
なぜなら、期間工のすべての作業には、一つ一つにマニュアルが整備されているからです。初心者でも未経験でも、マニュアルを見ながら作業すれば、決して難しくないのが期間工の仕事なのです。
その証拠に、期間工の募集要項は、学歴はもちろん、難しい資格は一切必要なしなのですから。つまり、誰でも上手くこなせる環境が整っていると言う事ですね。
工場での作業は体力勝負。もちろん配属先にもよりますが、同じ作業を何時間も繰り返す仕事のため、最初は体がキツイです。
もっとも、1、2週間もたてば体が慣れてくるので問題ありません。どちらかというと、単純作業に耐えられるかという精神面が大事かもです。
ちなみにですが、女性や体の小さい男性、高齢の人など、力仕事がきつそうな人は、配属の段階でちゃんと考慮してもらえるので安心して下さい。
最大で2年11ヶ月までの期間限定雇用
ここがポイント
期間工は同じメーカーでは最長で2年と11カ月までと法律で決まっています。
ちなみに契約期間については、初めは3ヶ月~6ヶ月が相場です。これは、初めての人がどれだけ働けるか分からないから、とりあえず短めの契約を、というニュアンスがこめられています。
かといって、3ヶ月~6ヶ月の契約が終わったら「はいさよなら」とはなりませんので安心していいですよ。契約は随時更新されていきます。上記の期間の契約を繰り返し、最長の2年と11カ月まで勤め上げれば、契約満了となります。
「ずっと働けないのか。ちょっと残念だな。」
と、残念がるのはまだ早いですよ。
契約が満了した後でも、その企業に正社員として雇用してもらえるチャンスがあります。期間工として働ける企業は、トヨタ、日産、ホンダなど、日本の名だたる大企業がほとんど。これらの大企業に正社員として採用される可能性があるのは、非常にメリットと言えるでしょう。
それでなくても、短期間でお金を貯めたいという目的であれば、2年11ヶ月(約3年)でかなりの金額を貯金することが可能です。
さらに、1つの企業では上限が2年11ヶ月までですが、満了後に他の企業に再び期間工として採用してもらうことは可能です。むしろ、経験者として優遇されるため、賃金アップも見込める場合もあります。(同じ企業でも6ヶ月の間を開ければ、再度期間工として雇ってもらうことも可能です。)
このように、期間限定であっても将来への可能性が広がっている働き方ができるのが、期間工なのです。
配属によって残業・休出・深夜勤務の有無が異なる
ここがポイント
配属先によって、残業や休日出勤の頻度は大きく違います。
ですが、これは一概にいいとも悪いとも言えない部分かもしれません。
例えば、「お金を貯めたいから、たくさん残業したい!」という人もいれば、「プライベートを充実させたいから、残業なしが嬉しい!」って人もいるでしょう。
いずれにせよ、配属されてみないと残業や休日出勤の有無が分からないのは、期間工の数少ないデメリットと言えるでしょうね。
ただ、残業や休日出勤した場合は、必ず手当がもらえますので、その点は安心して下さい。昨今では一般企業でもサービス残業が当たり前の時代。そんな中、しっかりと手当を支給してくれる期間工という働き方は、むしろ優遇されていると言えるのかもしれませんね。
さぁ!期間工になろう!
デメリットが許容できて、さらにこちらの記事【期間工から一流企業の正社員になれるかも!トヨタが積極起用!】にあるメリットに魅力を感じるなら、えひ期間工になりましょう!