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引き篭もりだって働ける!
それが期間工!
期間工は大手メーカーに直接雇用してもらえるという、なかなかに優れた仕事スタイルです。さぞかし、敷居が高いのではないかと思われがちですが、そんなことはありません。
仕事をした事がない人だって、やる気さえあれば雇ってもらえます!
このやる気が重要。やる気が伝わらなければもちろん採用は厳しいでしょう。ですが反対に意気込みと誠意を伝えれば、面接に受かることは十分あるのです。
期間工に応募してから採用までのステップを解説
期間工に求められる条件は、一般企業のそれよりもはるかに緩いことが多いです。誰にでも働けるチャンスがあるのが期間工のいいところですね。では、採用までは、具体的にどんな流れなのでしょうか?
ここからは、期間工になるまでのステップをザックリ解説します。
応募してから採用までの期間は?
最短なら5日前後。
平均すると2週間前後。
と考えておきましょう。一般企業の採用よりもはるかに短い時間で採用までこぎつけることができます。すぐに働きたい人にも嬉しいですね。
応募~働き始めるまでの流れの「6ステップ」
- 期間工に応募する
- 選考・面接
- 合否結果の連絡
- 研修・説明・各種手続き
- 引っ越し&入寮
- 赴任⇒勤務開始
STEP1.期間工に応募する
期間工の募集を専門に扱っている転職・就職サービス・サイトから応募します。
期間工専門ではなく、いろいろな求人を扱っている就職サービスでも、期間工の募集はあることはありますが、正直あまりおすすめしません。この手の求人サービスの場合、期間工の求人自体が少なく、高条件な募集はすぐに埋まってしまうからです。
期間工専門のサービス・サイトであれば、様々な期間工の求人があり、高収入、高待遇など、自分にあった条件の働き口を見つける事が出来ておすすめです。
応募方法は、サイトから登録・申し込む方法と、電話による応募の2種類があります。
応募する際に、求人でチェックしたいポイントは以下です。
- 応募条件は何か?
- 給与・待遇はどうか?
- 勤務地候補はどこか?
特に応募条件は、各企業の求人ページを事前にしっかりチェックしましょう。とは言え、厳しい条件、特に学歴や特別な技術・資格などを求められることは少ないです。比較的誰でも応募できることが多いので、安心して下さいね。
あと、貯金目的であれば、給与や待遇はしっかり押さえたいところ。
勤務地については、採用決定後に具体的な場所が告知されるので、あくまで参考程度に。期間工はほぼ全て寮やホテルでの住み込みになりますので、引っ越しはほぼ必須でしょう。
STEP2.選考・面接
応募後、順次、選考が始まります。選考は大きく分けて次の2つです。
- 就職サービスによる一次選考
- 企業メーカによる二次選考
就職サービスによる一次選考
期間工の仕事を紹介してくれる、就職サービスの人による選考です。選考といっても、条件や仕事内容に関する事前説明もしてもらえます。
企業メーカによる二次選考の簡単な面接対策もしてもらえる場合もある為、心強いですね。
その他、健康状態のチェックや、応募条件に合致しているかなどをチェックされる場合もありますので、油断は禁物です。
ちなみに職歴も確認されますが、特に気にする必要はなく、中卒以上であれば誰でも期間工に申し込めるのは嬉しいところですね。
この機会に、気になる内容はどんどん質問しましょう。よっぽど失礼な質問や聞き方をしない限りは、質問が原因でこの一次選考で落とされることはありませんのでご安心を。
むしろ、遠慮せずに質問して、働く前に気になる点、疑問点は全て解消しておいた方が、すっきりした気分で仕事につくことができます。
企業メーカによる二次選考
主要都市や工場近くで行われます。主に、
- 筆記試験
- 面接
の2つです。
筆記試験は、漢字書き取り、一般常識など。面接は、経験の有無や健康状態、体力の有無など、いろいろ聞かれます。
企業によっては、上記に加えて体力測定(握力、片足立ち、反復横とび)がある場合も。
もし一般企業に勤めたことがない人は、会社の選考と聞くと身構えてしまうかもしれませんね。
ですが、あまり心配する必要はありません。今の経済状況だと、多くの期間工を必要とする企業が多く、合格率はかなり高いです。
面接場所は企業の工場であることがほとんど。場所と交通手段をしっかり確認して、時間に余裕を持って早めに着くように心がけましょう。
STEP3.合否結果の連絡
面接結果の連絡を受けます。早ければ当日、遅くても一週間以内に連絡をくれる企業が多いです。
メール以外に電話で直接連絡してくれる企業もありますので、通知に注意して、できるだけ出られるようにしましょう。
STEP4.研修・説明・各種手続き
雇用先のメーカーによって多少違いはありますが、基本的には、採用されたからといって、いきなり工場で働き始めるわけではありません。
まずは、各種手続き、および、就業に関する全体説明や工場見学等のオリエンテーションから始まります。雇用先によりますが、場所は配属先の工場だったり、本社だったりと様々です。この準備期間は、おおよそ2,3日から1週間前後かかるのが一般的です。
ちなみに健康診断もこの準備期間の前後に行います。(もし刺青(イレズミ)があれば、このタイミングでばれます)
また、配属先の工場や寮についても、この期間が終わるまでには決定されます。
各種手続きが完了すれば、晴れて工場勤務の始まりです。
STEP5.引っ越し&入寮
配属先の工場と寮が決定したら、引っ越し&入寮です。引っ越しと言っても、荷造りしたり、大きな荷物を宅配便で送るだけで十分ですので、それほど大変ではありません。
嬉しいポイントは、引っ越し費用は企業が負担してくれることが多いこと。さすが大企業ですね。費用の受け取りは、初回の給与に上乗せする場合と、当日支給される場合の2パターンがあります。
寮に持っていく荷物ですが、備え付けの家具などは企業や寮ごとにも異なることが多いので、事前に何が必要なのか確認するようにしましょう。
生活に必要なテレビ、洗濯機、エアコン等は寮に備え付けられていることがほとんどですが、注意したいのは、小型のテーブルの有無。意外とテーブルなしの寮は多いです。ないと不便ですので、その場合は折りたたみのちゃぶ台など準備しましょう。
STEP6.赴任⇒勤務開始
自分の配属先で、いよいよ勤務開始です。
慣れるまでは大変に感じるかもしれませんが、早い人で当日中に、その他の人でも2,3日も経てば問題なく行える作業レベルであることがほとんどです。
もともと期間工の採用に関して、工場での就業経験なしの人を想定しています。ですから、企業側もしっかりとしたサポート体制を準備してくれています。
すべての作業についてマニュアルが整備されていますし、社員さんが丁寧に教えてくれるので、誰でも確実に仕事をこなせるようになりますよ。
まとめ:期間工は就職しやすく、誰でもできる仕事!
一般企業での採用までの流れと比べ、選考は比較的合格しやすいです。さらに実際に工場勤務が始まってからも丁寧に仕事内容を学べますので、その点も安心できますね。
あと最初にもお伝えした通り、大事なのは、やる気!さぁ、あなたも期間工として、大手有名企業で働いてみてはいかがでしょうか?