期間工コラム

【期間工の知っトク】期間工で引かれる住民税はどの程度!?

Mr.ニート
Mr.ニート
期間工も住民税って引かれるんだよね?どのくらいの金額なのかな?
ミサト
ミサト
確かに気になる人は多いかもしれないわね。詳しくみていきましょう!

住民税は年間で約20万~22万程度が平均

給与は全額手取りとなるわけではなく、様々な税金などが引かれます。住民税もその一つ。

先に結論だけお伝えすると、期間工の住民税は年間で約15万~20万程度※1と考えておけばいいでしょう。

※1年間の総給与額:400万~450万程度かつ独身として計算

詳しい計算方法は後述しますが、性別、年齢は特に関係ありませんので、独身の方なら、だいたいこの程度の金額になるでしょう。

尚、住民税は初回からかかると思われがちですが、実は2年目から発生する点は覚えておいた方がいいでしょう。

住民税は2年目から引かれる!

どのような仕事であっても、住民税は2年目から引かれます。これには理由がありまして、住民税の納税タイミングが翌年になるためです。

つまり今年稼いだお金に対する住民税を次の年に払う仕組みなわけです。ですから初年度の住民税は、2年目に、2年目の住民税は3年目に払うというように、常に去年の年収に対して翌年に支払うことになるのです。

初年度住民税が引かれないためい手取りが多く感じても油断しないようにしたいですね。

住民税の計算方法について

最後に、住民税の計算方法を見てみましょう。

まず住民税は10%と決まっています。内訳は「都道府県住民税4%」と「市区町村住民全6%」です。

この10%を[年間の収入]にかけた金額が、住民税となります。

ただし、単純に年間の収入にかけるのではなく、様々な控除額を差し引いた金額にかけるとになります。

例)年収360万~660万の場合

「収入金額×20%+54万円」が控除されます。

ここからさらに、基礎控除額の33万円と、社会保険料控除額を引きます。ここでは仮に社会保険料控除額を30万円として、計算してみます。

収入450万円の場合、

450万円-「450万円×20%+54万円」=306万円

さらに基礎控除額33万円と社会保険料控除額30万円もマイナスすると、

306万円-33万円-30万円=243万円

やっと年間の収入から控除額を引いた金額だ出ましたね。これに10%をかけると

24万3千円、となります。

この金額が1年間かけて給与から天引きされるということになります。

さぁ!期間工になろう!

ミサト
ミサト
収入の金額を予想するときはぜひ住民税も考慮してみてね。
Mr.ニート
Mr.ニート
少し賢くなったよ!