って失礼だなおい!?
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期間工の仕事について
メーカーでの工場内での仕事がメインになります。
基本的には、自動車や精密機器のメーカーに雇われるわけですから、それらの抱える工場のラインで働く事になります。つまり工場勤務ですね。
基本は担当が割り当てられ、その担当作業を繰り返すルーチン作業になります。特に頭を使う作業ではなく、単純作業。同じ作業の繰り返しなので、どちらかというと根気が必要にないります。
これは人によって得意不得意が分かれるところかもしれませんね。
期間工の仕事例(自動車工場の場合)
溶接 | 金属のパーツとパーツをつなぎ合わせる作業です。熱や圧力、または溶加材を加えて、金属をひとつにつなぎ合わせまていきます。 |
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プレス | プレス機を使い、平べったい鋼板を成形する工程になります。 |
組み立て | 車が完成されていく最終工程です。塗装済みのボディーに対して、細かな部品を手作業、または、機械を利用してガコガコ組み立てて行きます。 |
塗装 | 溶接された車のボディに対して塗装(色付け、コーティング等)を行う作業工程になります。 |
検査 | 安全な車を市場に送り出すために、完成した車の一台ずつに対して、厳しい検査チェックを行います。 |
期間工の仕事が誰でもできる理由
上でも紹介した通り、期間工の仕事は多岐にわたります。ですが、期間工自体の採用基準は低く、比較的誰でも採用してもらえます。そして、誰でも慣れれば比較的簡単に仕事ができるようになっています。
その理由は、マニュアルが整備されているから。
どの工程であっても、ひとつひとつの手順のマニュアルが用意されていますので、やり方を迷うということはまずありません。
さらに社員の方が丁寧に教えてくれるので、「工場経験がない人」「そもそも就労経験のない人」でも、きっちり仕事をこなすことができる環境が整っているんですよ。
期間工は交代制
多くの企業で2交代制、または3交代制を採用しています。その理由は、工場は基本的に24時間フル稼働の為です。
24時間を2つまたは3つの時間帯(朝・昼・晩・深夜など)に区切り、それぞれの時間帯を別々のグループが交代で順番に作業する方式です。
期間工として働く場合、区切られたいずれかの時間帯で、一日当たり7時間50分前後の労働となります。
例えば、大手自動車メーカーの期間工のシフト制勤務は次のようになっています。
トヨタ | ①06:25~15:05 ②16:00~00:40 ※連続2交替制勤務/実働7時間35分 ※2直の始業時刻は工場ごとに異なる。 ※配属先により連続3交替勤務、常昼勤務の場合もあり |
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スバル | ①早番:06:30~15:15 ②遅番:15:15~00:00 ③夜勤:21:45~翌06:30 ※早番遅番ともに実勤7時間35分 ※2交替制勤務(1週間交替) ※配属先・操業条件により上記勤務形態は変動します |
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日産 横浜工場 | 2交代制 ①8:00~17:00 ②20:00~翌5:00 |
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ホンダ | ①06:30~15:15 ②15:05~23:30 ③23:20~翌06:40 ※基本的には2交替勤務①と②または3交替勤務①と②と③。配属先により異なります。 ※生産状況により変動あり |
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マツダ | 【広島工場】 ①08:15~17:00 ②20:15~05:39 【防府工場】 ①08:25~17:10 ②20:25~05:49 |
残業・休日出勤はあるが少なめで安心
期間工には、残念ながら(?)残業や休日出勤があります。とは言え、ニュースでよく見るブラック企業のように月100時間など違法で過剰な労働を強いられることはありませんので、安心して下さい。
配属先にもよりますが、基本的には1日当たりの残業は多くて1~2時間です。
残業・休日出勤・深夜手当は必ずもらえる
そしてもうひとつ嬉しいお知らせが。それは、
残業・休日出勤した分の手当は、必ず支給される
ということ。サービス残業(タダ働き)なんてことは絶対にありません。